部屋選び ~大学編入生の一人暮らし~
こんにちは。
私が編入試験を受験してから早くも2年が経ちました。
今年の編入試験を突破された皆さん、おめでとうございます!
今回は、勉強面ではなく、一人暮らしの部屋についてお話ししようと思います。
高専では実家から通っていたり寮で生活していたりして、編入を機に一人暮らしを始めるという人が多いと思います。私もその中の一人で、高専時代は実家から高専に通っていて、大学編入と同時に一人暮らしをはじめました。部屋を選ぶときに気にかけたことや、実際に住んでみて大事だと思ったポイントをリストアップしていきます。
まず、どこで探すか
大学生協に紹介してもらう人が多いと思います。他大学については全く知らないのですが、阪大には「阪大生協マイルーム」という組織があり、見学予約をすると、職員さんがいくつかの物件の内見に連れて行ってくれます。マイルームのHPであらかじめ物件を検索して、気になる物件を探しておくとよいです。また、見学のはじめに、家賃の範囲や大事にしたい条件などを伝えると、いくつか物件をピックアップしてもらえるので、その中から探してもいいと思います。
大学生協以外の不動産屋で探したり寮に入ったりする人も一定数いますが、大学に近い物件は大学生協が紹介している物件が多いと感じました。
大学生協に紹介してもらうメリットとして、「編入生は希望の物件に入りやすい」「トラブル対応をしてもらいやすい」ということが挙げられます。
編入試験の合否は例年9月までに決まるため、ゆっくり物件を探せます。また、入居の予約ができるため、退去する人がいたら予約している人から優先的に入居することができます。そのため、学部の一般入試受験生の予約会がはじまる1月までに見学して予約をしておくと安心です。1月末ごろには退去する人がいるかどうかが分かると、生協から連絡が来て入居手続きに移ります。
トラブル対応については、学内に阪大生協マイルームのカウンターがあるので、授業のついでに寄ることができます。阪大生協が紹介している物件の中でも、阪大生協が管理している物件もあるので、それらの物件では特に対応が早いと思います。
ワンルームか1Kか
ワンルームは部屋の仕切りがなく、玄関、キッチン、居室が一続きになっている部屋のことです。一方1Kは居室にドアなどの仕切りがあり、キッチンと区切られている部屋のことです。ワンルームは仕切りがない分広く感じられますが、エアコンが効きにくかったり、トイレやキッチンのにおいが気になったりする人もいるようです。一方で1Kはドアがあることでやや狭く感じますが、室温の調節がしやすいです。
私自身はワンルームの部屋に住んでいますが、家賃や設備などのほかの条件がすべて同じならば、1Kの方がおすすめです。部屋の広さにもよりますが、ワンルームは本当にエアコンが本当に効きにくいです。エアコンは使いたいけど電気代が気になるという人は1Kを探す方がいいと思います。
ただ、大学生が一人暮らしするような物件は多くがワンルームで、1Kは家賃が少し高いところに多い印象です。
インターホンやオートロックなど玄関設備
集合玄関のオートロックは正直気休め程度だと思ってください。それよりは治安のよい地域を選んだ方が安心感があります。大学生協に紹介してもらう場合は、職員さんに聞けば住みやすさも含めていろいろ教えてもらえます。インターホンはカメラ付の方が安心ですが、カメラ付の物件はそれなりに家賃が高いことが多いです。
ユニットバスかセパレートタイプか
これは完全に好みだと思います。ユニットバスの物件が圧倒的に多いです。もちろんセパレートタイプの方が部屋全体の敷地面積が広くて家賃が高いことが多いです。
家具付きか否か
レオパレス等で探せば家具付きの部屋もあるようです。数は限られてきますが、家具の費用が浮きますし、次に引っ越すときに身軽なので、短期間で引っ越す予定のある人には便利かもしれません。実際に家具付きの部屋に住んでいる知り合いもいました。
阪大では「リユースマーケット」と呼ばれる生協学生委員会の企画が5月ごろに開催されており、卒業生が使わなくなった家具や家電を委員会が引き取って手入れ・動作確認した後、新入生が低価格で買い取ることができます。家具・家電を安く手に入れたい人はぜひ利用してください。
※2021年度はコロナの影響で中止されました。
インターネット環境
コロナ禍でオンライン授業の多いいま、一番重要な要素かもしれません。物件によって状況は様々ですが、阪大生協マイルームのHPでは「インターネット利用が可かどうか」しか書いてないので、自分の気になる物件をそれぞれで確認しましょう。マンションで一括で契約しているところもあれば、個々で契約するところもあります。
その他
個人的にチェックしていたことを挙げると、
- ベランダ、窓が南向きか
→南向きの方が圧倒的に洗濯物の渇きがいいです
- 共用部分(廊下・階段)が明るいか、きれいに掃除されているか
→治安の確認
このあたりを考慮して、条件に合う物件の中から気に入った間取りのところを選びました。(自分が部屋探しをしてから約2年たっていて思い出しながら書いたので、もっとほかにもあったかもしれません。)
研究がはじまったら寝るためだけの場所になりますが、少しでも快適な大学生活を送るための参考になればいいなと思います。